いすみ(大原)にある「港の朝市」より歴史のある朝市
いすみには有名な港の朝市があります。
8月はイセエビ祭り。イセエビって浜焼きで初めて食べたときはなんて濃厚なエビの味なんだ!!ってビックリしました。本当に一回くらい食べてみたほうが良いです。
港の朝市で美味しかったのはイカの丸焼き。イカのワタが入っているしょうゆ漬けの味。独特ですが旨味が濃くて。
それよりも、いすみ市で驚いたのが、戦国時代の楽市から続く朝市が続いているということ。
もう400年の歴史があるということですね。そういえば有名な勝浦の朝市も400年。
今行われている、いすみの朝市は
・夷隅神社(大多喜) 0と5のつく日
・苅谷(国吉)の朝市 苅谷公園 1と6のつく日
・御宿の朝市 朝市通り 2と7のつく日(1月2日は休み)
・大原八幡神社での朝市 3と8のつく日
・長者町の朝市 4と9のつく日
それぞれ野菜が売れてしまうと農家の人は撤収してしまうので8-9時くらいに行くのがよさそうです。今は夷隅神社の朝市が一番出店が多いと聞きました。
私が伺ったのは大原の朝市。

6店舗の出店で、野菜と刃物屋さん。わざわざ東京から買いに来る人がいて、その人がオススメの草むしり用の刃物とよく切れるという包丁を買って、それから農家の方のお手伝い(おばあさんが重そうなもの運ぶの見てられないからお手伝い)すると「茄子の芥子漬け」をくれました。あと丸々として美味しそうなピーマンとオクラを買って、ふた山で200円でびっくりしました。
家でお腹が空いていて、うどんになぜかピーマンを入れて食べたのですが、それがあんまり美味しいからお代わりしてもう一杯作って、頂きました。
包丁も3000円で買ったのにセラミック包丁みたいに切れるし、そして店主の話だと20年もつって言うから驚きです。ハガネなので少しサビるのだけ我慢してって言われました。これだけ切れたら喜んで我慢します。

いすみって若い移住した人が商売を始めて、そしてマルシェでお店を出して物を売っているわけですが、元々そういう文化があった土地なんだなぁ。
こちらの朝市は若い人で75歳(40年間ずっと出店してるってお話してくれました)、上は90台のおじいさん。
こうしたこれまで朝市をやってきた人たちもマルシェに出てもらえたら素敵だなぁって思います。もちろん逆も。今のマルシェの人たちが朝市に出てみるってこと。
いすみにいらしたら、是非こちらの朝市ものぞいてみてください。